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株式会社オリオン計測が目指すもの
2018年9月
代表取締役 小島義孝

 2011415日の設立以来、オリオン計測は第8期目を迎えています。世の中が大きく変動する中で、建設産業の中で「情報」を扱う会社として形を整えてまいりました。具体的には土木建築構造物や地盤の挙動情報を入手し施工や防災に役立てる土木計測およびBIM/CIMに関する3D可視化技術とFEM等の解析技術を扱ってきました。

 さて、20186月末から9月にかけて西日本に大量の雨や風および高潮による甚大な被害をもたらした、台風7号(大雨台風)、台風12号(逆走台風)および台風21号(高速・高風速台風)の挙動や78月の記録的な熱波などで何か自然の世界規模の異変を感じてしまうこの頃です。

しかし、自然現象だけではありません。社会的にも大きな変化が起きています。アルファ碁に代表されるAIの能力が人類のそれを超え、やがて汎用型の人工知能がロボットに搭載され、ホワイトカラーの仕事を奪っていき、人間はベーシック・インカム(BI)制度等に依存して生きていく、またiPS細胞等の発見とその応用などで人類は死ななくなるかもしれない、そんな時代が始まろうとしています。

 建設関連産業も例外ではありません。埃・振動・騒音が象徴する時代も去り、都市部には高層ビル群や快適な住環境が整えられ、その施工法も環境に配慮した設計に基づき、GPS(またはGNSS)やドローン(UAV)を利用したICT施工や3次元モデルを媒介にしたBIM/CIMによる新しい生産方式に変わり、それとともに生産関係も劇的に変化しつつあります。これは世界同時進行の様相を呈しています。
 そういう激動の時代を生き抜くにはしっかりした展望とそれを乗り切る技術を持たなくてはなりません。近年急速にひろまっているIoT(Internet of Things)あらゆるもの同士がインターネットでつながり協調して恩恵を人間に提供し、またそれらの情報から新たな付加価値を生みだすものですが、当社で行っている土木計測はまさにIoTの原初形態です。センサを介し地盤や構造物の情報をサーバーやクラウド上で加工し、お客様に有用な情報を取り出し提供する。この過程で無線技術が重要になってきます。近年、920MHz帯が使用可能になったために汎用無線機を計測用にカスタマイズし、その無線特性を生かした中距離で商用電源不要の小電力の現場計測システムを構築可能にしました。

 当社は、ひずみゲージと計測システム構築が得意な小回りの利く業者です。特に維持管理時代を見据え動的計測や防災計測にも力を入れています。

 また、コンサル業務では、「地盤や構造物の3D可視化(BIM/CIMの実務)」、「FEM解析」に力を入れています。さらに、数学的な概念であるスプラインは単にデータを滑らかに補間するだけでなく、曲面や不連続なものも表すこともできます。当社では計測にスプラインを応用し見えない地盤中でも正確に各種情報を入手し可視化するための研究開発を行っています。2次元版の一般的な長体計測手法はGSM計測としてすでに世に出していますが、今、取り組んでいるのは3次元以上の高次元版です。これが完成すれば、地中構造物の変形と地盤の挙動が4次元(空間3次元+時間1次元)的に正確に捉えられるようになるでしょう。

 以上のようなことが、面白そうだと思われる方は一緒にやれると思いますのでぜひ一度声をかけてみてください。

 ちょっと前の時代に、経済的な生産関係の総体である下部構造の上に政治や文化や宗教などの上部構造を考えることで社会全体の構造や発展が捉えられるという考えが流行ったことがありました。では、それらの生産関係は何によって変化するのかというと、今は「科学によって」といえるのではないかと思っています。今起こっている大変化は20世紀初頭に相次いで誕生した相対性理論や量子力学などの科学技術の進展の結果であることはほぼ間違いないでしょう。それらの理論はまた、この世の存在に関しても、インフレーションとビッグバンにより現在の膨張宇宙が存在しているという宇宙論の大枠をほぼ揺るぎのないものとしてしまいました。個々人の果たすべき役割はその境遇、環境、経験、関心などに応じていろいろ考えられますが、人類総体に与えられた課題の一つには「宇宙の仕組みを分かる」ということがあるのではないかと私は思います。しかし、ヒッグズ粒子発見で量子論の標準理論やLIGOによる重力波検知で相対性理論がうまくいったというような成果はあるもののダークマターやダークエネルギーの問題、重力を含めた力の統一といった大きな問題も残されています。細部に関しては、地震予知もできないし、10km以深の地球内部の構造や性質もよく分かっていないし、ほとんど分からないことだらけです。

 人類は運動能力を伸ばすにしろ、芸術的センスを伸ばすにしろ、宗教的な道に入るにしろ好き勝手なことができる時代に入っていると思いますが、科学とは共存しないとやっていけないように思います。

 当社は、安全に気を配り、実際に使える技術を日々磨いていくという職人的なドロくささも.出しながら、科学的な観点から社会の問題解決のお手伝いをすることで今後も社会に貢献していきます。

 



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